プラネテスの漫画版の1話にあるらしい、スペースデブリを足で蹴って落とす描写だって、それを見ていて かつ 衛星軌道に関する知識が全く無い人物が、ある時「衛星軌道上の小さな物体を、その数倍から数十倍程度の質量を持つ物体から人が出せる程度の力で叩き落とした場合なにが起こるか?」と聞かれたら「軌道を大きく地表に落下する」と答えてしまうのでは?><
そこらの人間は、フィクション作品を見た時にどこまでがフィクションかなんて認識できないし、作者側もフィクションとして描いた部分以外も知識不足から結果的なフィクションとして誤った描写をしてしまうこともあるし、その知識がフィクションから得た誤った知識かどうかなんて覚えてもいないし、作者でさえ調べないんだから平均的な読者なんてもっと調べないのも当たり前><
結局、専門知識を持つものによる指摘があるまで気づけない><
例えば、この作品を読んだ人で、読み終わったあとに パイロットが食事を採らない事による危険性について調べようとした人がどれだけいたのか?><(オレンジは知ってて読んだからいくらなんでもおかしいと気づけたけど><)
https://mstdn.nere9.help/@orange_in_space/107692735651358157
https://mstdn.nere9.help/@orange_in_space/107692781085586980
こういう危険な問題がある作品に対して専門家はどう向き合えばいいのかだけど、オレンジ的には「まぁフィクションですし」みたいなのはやっぱダメだと思う><
「ここがこういう風におかしいのでゴミ作品」と指摘して制作者側が「ごめんなさい。フィクションなんです・・・」と言い訳する構図であれば、その作品(の技術面の描写等)が現実に適応すると危険な誤った教訓を持っているという悪評が広まって、それを教訓として活用しようと考えるであろう人はたぶん減るかも><
こういう議論で「せっかく分野に対して興味を持ってもらえる可能性がある作品の芽を潰すのはいかがなものか?」って意見は多々出るけど、あらゆる要素に対して「実際にはどうなのか?」まで調べる人は皆無と言っていい(オレンジが例外であると痛感する事多い)し、誤解が広まる害の方が重大であり、その誤解の解消の労力を考えたら、分野に対する誤解を広げる作品をその分野の専門知識を持つ人物がdisりまくるのは正解だと思うかも><
実例><(つづき)
この作品、オレンジ的に問題視してるエピソードのひとつで、この部分は誤解されると安全上重大なのでネタバレになるけどそのまま書くけど(知らずに読むと危険なので)、
乗客が機内食が足りないと文句をいってるというトラブルが発生した場面で、主人公がパイロット用の食事(クルーミール)を乗客に譲るという話をポジティブに描かれている><
これは安全上重大な違反であり、パイロットの重大な管理事項として血糖値管理があり、パイロットは血糖値の変化による判断力の低下にも対策せねばならず、判断力の維持のために食事をする事もとても重要な任務になっている><
しかしこの作品では「そんな事よりもお客様へのサービスの方が重要なのだ」とストーリーを進めてしまっている><
作者のエアラインパイロットとしての資質を疑うべき問題であるし、オレンジがこういう行動を行ったパイロットの上司であったならば、すぐに降ろして研修させるかも><
参考
IMSAFE - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/IMSAFE
実例><(長文)
ANAのパイロットが書いたこういう小説があって、ある意味参考になるし、ある意味傑作だと思うんだけど、
査察機長(新潮文庫) | 内田 幹樹 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B01LQ18MGU/
この作品は、意図的に主人公が機長として資質がギリギリ欠けてる人物として描くことで「どうすればいいんだろう」→「こうすればいいのか!」みたいな感じで査察を乗り越えていくことで読者にエアラインパイロットとしての正しい考え方を説明するという作品になっているんだけど、
まず、主人公が資質が欠けているのはある程度舞台装置として仕方がない面はあるけど、設定が現実離れしすぎていて、特に『若いのでハイテク機のシステムを理解出来ないパイロット』という現実とは正反対な設定になってる><; 実際にはベテランパイロットの方がハイテク機のシステムを理解していない人が多い><(受けた教育の違いもある)
こういった問題も現役パイロットから指摘されてる><
そういえば、「プラネテスのせいで宇宙に誤解を抱いてる人が多くて迷惑だ(要約)」的な事も言ってたけど、それならばアニメに全責任を押し付けるだけじゃなく、その誤解を解いてあげるのもプロとしての対応なんじゃないかと思うのですが……
もしかすると自分は技術者としてのプロであって解説者としてのプロではないと自覚してるから敢えて「迷惑だ」程度の言及に留めて解説は一切行わないという立ち回りなのかな?
もしかすると「自分で調べろks」という考え方なんすかね?
ただし、言及の仕方を間違えたからひと目について叩かれまくってるんじゃないかと思う
作品の感想文としてはどうして面白くないかの説明が圧倒的に足りない
例えば主人公(?)のどういった性質が不適格者なのかとか、どう行った描写がリアルじゃないのかをプロ目線で解説すれば感想文としては読む価値のあるものになると思うのに、ただ「つまんなかった、見たくない」と素人が言ってるだけのチラ裏レビュー程度の言及しかしないから野田さんの胸中など知る由もない他人からしたら「何いってんだ?コイツ」って思われるのも仕方ないよね
まあ、所詮野田さんは技術者であってレビュアーではないので読む価値のあるレビューを期待することが間違いかもしれませんが…
それは置いといて、野田篤司さんの感想をよく読んでみるとプラネテスの描写がリアルじゃないから云々というよりは、ただ単に「登場人物に共感できないから面白くない」って言ってるだけなんじゃないかと思うんだよね
で、ワタシ的にはその感想の持ち方は何も間違っていないと思う
登場人物に対して共感できるかどうかは視聴者それぞれに価値観に寄るところは大きくて、単純に野田さん個人の価値観には合わなかったって話だし
それを叩くのは少しお門違いなんじゃないかと…
科学ライター・大貫剛氏、『プラネテス』デブリの間違いを解説。「こういう解説は読んでて楽しい」の声 https://togetter.com/li/1836353 #Togetter
プラネテスはファンタジーだったんだなぁ…
18話まで最高なんだけどリアルじゃないんだね…