「君をのせて」の「さあ 出かけよう」は転調しているか?
僕の解釈では「転調している」。
曲の開始はE minor。
さあ出かけよう の部分だけ G Majorの響きが強くて、
父さんが残した のところはE minorの響きに戻ってるけど、G Majorっぽくもある。
http://ototama.com/music/pops/score.php?id=286をみると、Aメロ(あの地平線〜)は明らかにminor
。
理由は「隠しているから」の「いる」が旋律的短音階の第6音シャープと、「君がいるから」の「か」に同じく第7音シャープがある。あと、E minorを決定づけるドミナントモーション「B7→Em」が頻発する。
しかしBメロ「さあ出かけよう」からそのシャープは取っ払われて、明らかにE minorの響きではなくなる。B7はBm7になっていてこれはG MajorダイアトニックコードのIIIに当たる。
サビは面白いG MajorでもE minorでもある。
サビの突入はB7→Emのドミナントモーションなので明らかに調性はE minorだが、「熱い想い」はDトライアド(あつい)→Gトライアド(おもい)でこれはG Majorへのドミナントモーションに近く解釈できる。
が、「い〜」と伸ばしているうちにB7が突っ込まれて「かあ」のところでEmなのでこの時点ではE minorになっている。
でも、サビの終わりではD→Emとなってて、ちょっと決まりきらない解決の仕方をしている。