べつにシステムを工夫すれば後者に耐性を持つような言論プラットフォームも技術的には作れるかもしれませんけど、それは Mastodon に求められる特性ではないし、実際そういう風には設計されてないはずです
そもそも twitter やホスティング業者関係、或いは人々の弾圧で発生する「(業者の都合や人々の圧力による)制約」と、政治的/法的な事項を原因に発生する制約は、割と根本から大きく違うと思うので、これらを分けて考えず一緒くたに「自由」と言うのもよくない。
私が Mastodon と分散の文脈で「自由」を守れと言うときは、必ず前者を指しています
だから「自前インスタンス」より「自前サーバ或いは自分が掌握しているサーバ」というのが適当だと思うんだけど、どうせそこまで使い分けても通じないし、ひとまず分散の方を優先してアッピールしようかなという気持ちでいる
無論、ホスティング業者が囲い込みしないような(つまり素朴な Mastodon 環境と相互運用性の高い)完全なバックアップやリストアを提供できるというのであれば、これは良いものだと言えるけど、どうなんでしょうね
そういう点では「分散といいつつみんな Mastodon をさくらや ConoHa に立ててるじゃないか」という意見は(いろんな意味で)本質を捉えておらず、むしろその意見は Mastodon ホスティングに対して適用されるように思われる