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フランスの公民・道徳教育の参考資料 

文部科学省 教育課程部会 道徳教育専門部会(第3回)議事録
西野総括研究官の発言よりフランスに関する部分を抜粋して引用
(引用?><;)

公式サイトから消えてしまったのでwayback machineから持ってきたものです><

" フランスは,公民・道徳教育という教科を設定しています。以前は公民教育という教科でした。2008年の学習指導要領で,これに道徳という言葉が,実質的には復活しまして,公民・道徳教育となりました。そして,その後,政権交代もありましたので,2011年に大臣通達で目標や指導方法を新たに示しています。大きな変更はないのですけれども,改めて発表したということです。
 フランスの特徴は,この公民・道徳教育を教科横断的に育てたい共通基礎である,社会的公民的コンピテンシーという,コンピテンシーと関係付けて構成しているという点です。コンピテンシー自体は本日の課題ではありませんので,参考例として社会的公民的コンピテンシーがどのようなものかということを挙げておきました。具体的には,この考え方が目標の文言にも生かされた形になっています。" 続

フランスの公民・道徳教育の参考資料 

続き
" 目標は,どういう形で示されているかといいますと,公民との区別で申し上げますと,道徳教育というのは,学校や日常生活の子供たちにとって具体的な生活に関わる事柄,だから学校生活での関わり,日常生活での人間生活の関わりについて学習するもの。そして,公民教育を通して,より広い社会や世界に広げていくという,そういう流れになっています。そういう点で身近な関わりから世界まで,一つの流れで学習するというのが公民・道徳教育の考え方です。
 公民教育で大事にされている価値として,礼儀作法が非常に大事にされています。そして,尊重,人を尊敬することという価値が大事にされています。そして,もう一つは協力です。いずれも子供が身近なところで発揮できる価値となっています。"
続く

フランスの公民・道徳教育の参考資料 


" 具体的な授業方法ですけれども,特に重視されているのは,やはり討論です。そして,一つの特徴でもあるのですけども,格言を使って指導するというのがフランスで割とよくとられているやり方です。例えば,「自由は無知が終わるところから始まる」というような格言を使って,それってどういう意味なのだろうということを子供たちと一緒に話し合うという授業があります。もちろん読み物資料も使われていますけれども,読み物資料の登場人物とか読み物資料の中身について深く入っていくということはほとんどありませんで,読み物資料はきっかけとして与えて,では,そんなことは君たちの生活の中にないかなと。自分たちだったらどうだろうというふうに,すぐに自分の生活に返しながら学習していくという形で読み物資料は使われています。"
引用(?)終わり><

web.archive.org/web/2015012709

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