映画「タイムリミット」(2014 原題:Freezer)のネタバレレビューのつづき
(つづき)
犯人のマフィアのうち英語も話せるアリサは運び屋で、3人のなかでは一応リーダーで、主人公に盗られたお金が見つからないと命が危ないらしく、セクシーな方法で聞き出そうとしたり、主人公が死にそうになると「殺しちゃったら聞けないでしょ!?」(意訳)と涙を流しながらかなり必死になって仲間が無茶したりするのを止めたりする><
ここで勘のいい人は気づかなければいけないし、オレンジが読んだ範囲のレビュー書いてる人々は気づけなかった>< オレンジも気づけなかった!><;
ネタバレ!!!!><;
(いきなりラストに話飛ばす)
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なんと、すべてを仕組んだのはアリサで、主人公はアリサの恋人(? 雇われた?)の殺し屋で、最初から演技だった!><;
盗まれたお金も最初から冷凍庫の中にあった!><(のに主人公は見て見ぬふりした)
アリサの目的は、マフィアの親分とその息子を殺して自由になる事だった><
この大どんでん返しが、ぶち壊しのちゃぶ台返しに感じて評価超低いっぽい><
でも・・・(つづく)
映画「タイムリミット」(2014 原題:Freezer)のネタバレレビューのつづき
(つづき)
でも、もう一度見てみるとすごい映画であることに気づく><
アリサは「お金を取り返さないと殺される」と必死なんじゃなく、「このマフィアの親分を殺すための茶番劇がうまくいくのか?」、「愛する主人公が死んでしまわないのか?」ということに必死になっていて、主人公を愛する人の表情をしていた事に><
尋問の時にセクシーな拷問に見せかけてキスしちゃうし、主人公も犯人の他の二人に「気づいたか? 彼女は俺に好意があるんだ」なんて言っちゃってる><
真相を知らなければただの尋問に見えたり軽いジョークに聞こえる細かい台詞がヒントになってて、この映画はかなりフェアっぽい><
だからもう一回見ると恋する乙女アリサちゃんの視点でドキドキ、ニヤニヤ見れる!><;
それがこの映画の狙いっぽさ><
ちょっと違うけど、日本の某ゾンビ映画に近い趣向?><
映画館で見たら一度きりだろうから不満な映画になりそう><
でも、ちゃんと見てれば真相を知った時に、ちゃぶ台返しじゃなく狙ってかなり繊細に作られた話って気づけるはず><