で、アニメや映画、ドラマ、小説はフィクションである以上作品によっても設定されてるリアリティレベルは違うわけで、プラネテスは恐らく物語を動かすのが第一でリアリティはあまり考えずに設計されているタイプの作品なんだと思う
もちろん、リアリティレベルの低い作品をその道に精通している人が見たら科学的に間違った描写にモヤモヤを抱える人も居るだろうし、「それは違うだろ!」という感想を抱くことは正しい
ただし、言及の仕方を間違えたからひと目について叩かれまくってるんじゃないかと思う
作品の感想文としてはどうして面白くないかの説明が圧倒的に足りない
例えば主人公(?)のどういった性質が不適格者なのかとか、どう行った描写がリアルじゃないのかをプロ目線で解説すれば感想文としては読む価値のあるものになると思うのに、ただ「つまんなかった、見たくない」と素人が言ってるだけのチラ裏レビュー程度の言及しかしないから野田さんの胸中など知る由もない他人からしたら「何いってんだ?コイツ」って思われるのも仕方ないよね
まあ、所詮野田さんは技術者であってレビュアーではないので読む価値のあるレビューを期待することが間違いかもしれませんが…
それは置いといて、野田篤司さんの感想をよく読んでみるとプラネテスの描写がリアルじゃないから云々というよりは、ただ単に「登場人物に共感できないから面白くない」って言ってるだけなんじゃないかと思うんだよね
で、ワタシ的にはその感想の持ち方は何も間違っていないと思う
登場人物に対して共感できるかどうかは視聴者それぞれに価値観に寄るところは大きくて、単純に野田さん個人の価値観には合わなかったって話だし
それを叩くのは少しお門違いなんじゃないかと…