今回のNDLまとめ。(ブレーキ関係の重箱の隅)
No. 67制御弁関係
・Subway(48) p. 20, (1987),名鉄では自動ブレーキに使用していたA, M弁を膜板方式のNo. 67制御弁に取り替えて保守の簡易化と応答性向上に役立てている
・鉄道ジャーナル 6(7)(63), p.114-, (1970), 地方鉄道で直通ブレーキから自動ブレーキへの改造の際などによく使われるNo. 67制御弁を使ったブレーキ装置はAM67ブレーキとかAMCブレーキと呼ばれる。AM67(AMC)は長電1000形などで採用。
M-60制御弁を搭載した車両で気になったもの
・小田急3100形、 電気車の科学16(5)(181), (1963)、「弁類は保守を容易にするために、滑弁を使用せず、合成ゴム製逆止弁、膜板、Oリング等を使用している」
・小田急5000形、電気車の科学 23(2)(262), (1970)
・近鉄18200-18300形、電気車の科学 20(2)(226), (1967)
・インドネシヤ向電動客車、車両技術 135 (1977)
・インドネシア国鉄向け近郊形電車、車両技術 175, (1986)
・都営5000形、当初はA弁搭載だが、不緩解事故防止を目的に大門-泉岳寺開通までにM-60弁に変更、電気車の科学 21(7)(243), (1968)
ED30は14番制御弁乙を搭載していて、ブレーキ方式は電磁制御式EL14AS。(ED30形EF30形明細図より)