なぜプリンタはYCMK (黄色・シアン・マゼンタ・黒) の4色を使って印刷するんですか? (もうちょっと違う色でも減色混合できそう)

@hadsn 人の視覚のRGBのうち、1個だけをピンポイントで削る色にする。もちろん複数の色を削っちゃうような組合せでも色は作れるけど、色空間が狭くなるだろう。

@204504bySE とは。減色混合法の基準色選定がよくわからんのよね

@hadsn 色は色でも、RGBと違って反射スペクトルで定義されるのでよりややこしくなる。
人間のRGBに対応する波長域だけを吸収するような物質が理想だけど、そういう物質はそう簡単には手に入らないし、さらにはインクに使えるほどの粒子にできる必要があったりする。

@hadsn もっというと人間がRGBを知覚する錐体細胞…が反応する波長域には重複がある。減法混色ではこの重複域を避けることができないので、彩度を上げるには限界がある。一方で加法混色ならRGBそれぞれに対応するレーザー光線を使えば非常に高彩度の色を作れる。

@204504bySE だから補色フィルタのカメラは色が濁ると

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@204504bySE ???「6原色にしてビビッドカラーをもっと簡単に出せるようにしようぜ!」

山口雅浩「多原色ディスプレイ」 www-oid.ip.titech.ac.jp/NV/NV-

@hadsn こういうのはプリンターの方が活発ですねえ…
なおこの色空間を示すグラフの左上の方は、人にとっては全部同じ「鮮やかな緑色」だったりする。このグラフ上の広さと、人間にとっての色の差は一致しない。そもそもこのグラフは「2色を混ぜたときにできる色が、その2点を結ぶ直線上にある」ように作られている。

@204504bySE そもそも受光・発光特性が人間の錐体に等しいものがあれば加色混合では3原色で事足りるはずだしな

@204504bySE @hadsn 三原色なら三角に囲われた領域内になると

@yuuyarail @hadsn そうだね。ただしその領域外の色を、人間が領域内の色とは異なる色と認識するかどうかは別の問題。

@204504bySE @yuuyarail そして一般的な蛍光体や色フィルタを通した発光素子は一定の波長のみの光源ではないので、単純な三角形にはならないと推測される

@hadsn @yuuyarail 複数の波長が混ざっていても三角形にはなるよ。三角形の頂点がグラフの外周から離れるだけで。
この通り、例のグラフの外側の曲線は「特定の波長のレーザー光」を指す。
ja.wikipedia.org/wiki/CIE_1931

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