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テスト文章4 

結果は前述の通り。しかし兎が居眠りをしなかったらどうなっていたのか。そんな不確実な勝負を亀は一か八かで挑んだのだろうか。これでは堅実さを説く教訓と相容れない。
そう、亀は確実に勝てると分かった上で挑んだ競争なのだ。つまり亀は兎が寝てしまうことを知っていたのだ。童話の方を読んでみると、コースの選定はキツネがしており、亀が事前にコースに仕掛けをしておくことは難しい。兎と亀が競技中に同じ場所に居たのはスタート地点、亀が兎を追い越したとき、ゴール地点の三箇所。亀が追い越した時点で既に兎が寝ているため、仕掛けるチャンスはスタート地点のみとなる。
だが注意して欲しい。そこには審判となったキツネがいるのだ。動きが遅い亀が何かを仕掛けるとキツネに目撃されてしまうことになる。もちろん相手の兎もそうだ。亀が兎に何かを仕掛けるのは無理なのではないか。
ここはもっと大局的な視点で見る必要がある。物語に書かれていない時間帯。つまり二匹が出会う前、兎が夜に寝ていた時間から亀は仕込んでいたのだ。いつ馬鹿にされるか分からない?それなら毎日仕込めば良い。
これは徹底的に堅実さを説く話だったのだ。

俳句を発見しました! 

@osapon
『確実な 勝負を亀は 一か八』

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