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さくら荘のペットな彼女を全部視た。 

良い作品だった。青春だなぁ。こういう作品を見ると、もっとはじけた学生生活を送りたかったなんて思ってしまうが、今の状況に少しだけ満足しているなら、その環境を作った学生時代も無駄ではなかったと思える。そしてまだまだ今の状況に満足していない部分は、これからもっと頑張っていけるはずという気分になった。先日、田中泰延さんの「読みたいことを書けばいい。」という本のイベントに行ったのだが、そこで言われていたように、使いたい物を作るという感じで、自分の思いと同じ事がこの作品でも語られていた。もちろん生きていくためには他にも色々と考慮しないといけないことはあるんだけど、やはりベースに置くものとして、この気持ちは忘れないようにしたいなと改めて思い直した。卒業式のくだりは、本当に青春ものだなぁとちょっとうるっときた。見せ方が上手いよね。作中でも色々な出来事があったことを匂わせていたが、それらはオープニングとかで一瞬描かれるだけで、お話としては描かれなかったけど、あの短時間の映像で本当に色々なことがあったと伝わってくる、時間を全く無駄にしない姿勢がとても良かった。

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思考の /dev/null