結局のところ、ブタ野郎感があったのは、後輩ちゃんの話の時だけな気がする。でもそれはブタ野郎というかクズ野郎というか。ブタ野郎ってどうしてもデブに対する蔑称のイメージが強すぎて、なぜこの言葉を選んだのかがよく分からなかった。豚はきれい好きというところから潔癖症という意味だとしても、思春期症候群のことはちゃんと理解しているし、見えないものを理解したくないなんて感じでもなかったし。まあ、でも麻衣さんとの仲はちゃんと構築されたままで良かった。主要人物達はみんな節度ある人達ばかりだし、かき回すためのキャラクターとかが居なかったので、安心して見ていられた。あとは翔子さんの話というか咲太自身の思春期症候群のことが全然解決していないので、映画待ちだな。