oh....
"...オタクと言わずとも、何かの作品に心酔すれば、その監督や脚本家や出演者の過去作をつぶさにチェックしたくなる。その監督と作家性が似ている別の監督の作品にも手を伸ばす。アニメであれば、キャラクターデザインやスタジオつながりでも、観たい作品がどんどん出てくる。どんどん掘り進む。
しかし、タイパを重視する彼らの多くに、そんな発想はない。
「そりゃそうですよ。与えられた“観るべき作品リスト”を全部潰したら、彼らはもうオタクというスペックを獲得したんですから。それ以上掘る必要がない。“個性”はゲットできた、自己紹介欄に書くネタもできたので」(森永氏)"
失敗したくない若者たち。映画も倍速試聴する「タイパ至上主義」の裏にあるもの(稲田 豊史) | 現代ビジネス | 講談社(5/5) https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84099?page=5