3.熱中症はどれくらい起こっているのか
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_1-3.pdf
これのデータを見ると1994年くらいから熱中症の死亡者数は確かに増えてる
でも、それと同時に高齢者の割合が増えている
で、甲子園が開催される8月の平均気温と最高気温を比較してみた
1987,1993,1994,2010,2020年のデータに絞ってエクセルで適当に表っぽいものを作った
まあ、一目瞭然で
1994年を堺に平均、最高共に急激に上昇してるね
1.高齢者の人口
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1291.html
高齢者の人口は1950年代から緩やかに増加傾向にあるけど、1990年代から増加のペースも早くなっている
年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~令和2年)
~ 人口動態統計(確定数)より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/necchusho20/dl/nenrei.pdf
で、1995年から2020年までの年齢別死亡者数を年度ごとに比較すると
なんと、15~19歳の死亡者数は年を追うごとに減少傾向(というかもとから少ないんだけど)で、2014年以降は0人の年もある
逆に40代以降は緩やかながらも死亡者数が増加傾向にある
特に65歳以上は1995年と2020年を比較すると爆増している
夏の甲子園で選手の熱中症多発 猛暑問題放置は「高野連の改革アレルギー」と識者バッサリ(日刊ゲンダイDIGITAL)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1acdfd945649584a3e6c93297fbf1832653e84c7
と思ったけど、高野連ダメダメっぽい
なぜ異常な猛暑でも「夏の甲子園」を強行するのか 球児の健康より「大人の都合」が優先される「無言の圧力」への違和感(デイリー新潮)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/026a948e5fed1d77426bcf3384f3df04842cc6af
>環境省は「運動に関する指針」を定め、気温31度から35度は「厳重警戒(激しい運動は中止)」と規定している。スポーツ庁もこの指針の遵守を呼びかけている。ところが、高校野球は「厳重警戒」すべき気温をものともせず地方大会を強行している。しかも、「この猛暑下で野球をやっていいのか!?」と、厳しく問う世論はほとんど聞こえてこない。
甲子園で熱中症の選手が目立つようになったのは、高野連と甲子園の視聴者がバカだからなんじゃ……
※意見には個人差があります
https://news.yahoo.co.jp/articles/026a948e5fed1d77426bcf3384f3df04842cc6af
>「人間は楽を覚えると弱くなるんだ。今の子どもたちは暑さに弱い。練習が始まるとすぐ具合が悪くなる子もいる。だから、暑い中で鍛えることも大事なんじゃないかな」
野球に限らず体育会系の世界って科学的な知見よりも自分の先入観に拘る頭の悪い指導者が権威としてのさばってるから、いつまでたっても生徒が犠牲になってるのでは?
これは2005年からのデータしかないけれど、熱中症の患者数で甲子園に出場するであろう16~18歳の割合は2018年に微増したけど、ほぼ変化はない
むしろ24~89歳で全体的に増加傾向