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twitterで最近5ナンバーセダン論争が盛り上がっていたので、日本の5ナンバー信仰について書いていく

そもそも5ナンバー、3ナンバーって何?って話だけど、ざっくり説明すると昭和時代に自動車税の区分を決めるために制定された自動車の大きさの分類(軽自動車とはまた別)で、車体の大きさと排気量(ディーゼルは無制限)によって小型車(5ナンバー)と普通車(3ナンバー)に分類される
で、twitterで論争になってるのは「日本には5ナンバーサイズのセダンが必ず必要だ(超要約)」って主張なんだけど
ここではセダンがどうとかは一旦置いとく
結論から書くと、取り回しの良い車欲しいなら5ナンバーに固執する必要なくない?というか、小さい車欲しいなら軽自動車かAセグメントのコンパクトカー乗ればいいじゃん
そもそも小回りが得意かどうかなんて車体サイズだけで決定される訳じゃないし、全幅が1700mmからちょっとはみ出たくらいで小回りが大幅に悪化することはないし、逆に5ナンバーサイズなのに最小回転半径が大きければ狭隘路じゃ普通に乗りづらいから(ウチのヴィッツRSがそう)

それに、日本より道も駐車スペースも狭い地域があるヨーロッパではポロやクリオみたいな全幅1700mm超えのBセグコンパクトカーが普通に売れてるし、日本車のヤリス、ノート、スイフトも3ナンバーボディで売られているのに日本だと5ナンバーじゃないと途端に不便とか言われるの謎すぎるし、日本向けにわざわざ5ナンバーサイズの専用ボディを用意するの非効率じゃない?
それに、さっき書いたけど5/3ナンバーの分類自体、古い税制区分のために作られた分類が形骸化して現代に残っているだけなので、令和の今ではボディサイズがデカイだけで維持費が高くなることもない(重量や排気量では税額が変わるけど)
つまり何が言いたいかと言うと、5ナンバーサイズは別に日本の道路環境に最適化された大きさだから存在する訳ではないということ

じゃあ、なぜ5ナンバーサイズに拘る人が未だに存在するのか?
これは完全に推測だけど、昭和時代は3ナンバーの乗用車というのは高級車という扱いで、昭和の基準では比較的大柄な部類だったんだよね
多分、その頃の価値観を引きずってる一部のお年寄りやその影響を受けた一部の変な人たちが先入観に基づいて騒いでるんだと思う
別に日本には軽自動車やAセグコンパクトカーとかの豊富な選択肢がまだまだあるんだから、それ乗れば良くない?って気がする
それに、5ナンバーギリギリの車ってミラー含めたら1700mm超えるから意味なくね?

というか、5ナンバーがどうこうとゴチャゴチャ言う人は車種ごとの諸元表揃えて比較したり、実際に試乗して乗り比べてから自分に丁度いいボディサイズや最小回転半径を見極めるべきだと思う
昭和の日本政府が適当に決めた分類で車選びの選択肢を狭めるのは普通に勿体ないし、それで車の良し悪しを判断するのは頭悪いと思う(汗)

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