@nezuko_2000 たぶんズーム流しかなあ。レンズの中心をカーブの真ん中くらいに置いて、そのカーブに差し掛かるところでズーム流しをしながら広めに撮って、そしてレンズの中心からずらしてクロップすることで、本来のレンズの中心にシューーーって吸い込まれるような画にしてる。自分が無知なだけだろうけど、こんな撮り方きいた事ないし、いやあ、すげぇよこれ。いろんな意味ですげぇ。

@nezuko_2000 この写真なにがすごいって、かなり突拍子もない撮り方をしてるように見えつつ、おそらくぜんぶ計算し尽くして撮ってる。パースを消すために望遠にするのは基本として、カーブは望遠レンズで撮ると圧縮効果でぐおおおってなるし、アスペクト比をがっつり横長にすることで放射状のブレを直線状に切り取って、そしてレンズの中心部でそのブレは画の奥に向かうって、つまり車がカーブに入ろうとする動きといっしょ。向きをもったスピード感を表現するために、使える道具は何でも使って、時間も奥行きもない平面の静止画に動きと奥行きを同時に切り取るやっべえ組み合わせ。車の写真ってこんなことするのがもしかして普通なのか

@astp こんな感じの写真はあんまり見ないね
これが初めてって訳じゃないだろうけど、自分も見て「あれ?」って思ったから話振ったまであるし

@nezuko_2000 望遠の画角で視線の通り道をつくって、さいしょっからどういう画にしようって計算し尽くして、ズーム流しを左半分ではまっつぐに去勢して、右側ではそれがまっつぐのままくるんと奥へ丸まるように光を流して。本来なら紙にインクで集中線をかくような表現を、高度な技術でもってズーム流しでやってしまうのは、おおよそ正気の沙汰ではないと思う。直線線と円と曲線をシームレスに組み合わせるのが、画角の変更だけでできるなんて。技術もさることながら、叡智や、超自然とのつながりを感じる。どんな人が撮ってるんだろう

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