アメリカの禁酒法と自動車には深い(?)繋がりがあって……

禁酒法の頃は密造酒でマフィアがかつてないほど大儲けして(確かアル・カポネの時代だよね?)、そうなるとマフィアの親玉達は唸るほどカネを持ってるわけだから豪華絢爛な高級車を買い求め始める、不況によりとんと売れなくなってしまった高級車メーカーは大口顧客を掴む千載一遇のチャンスと見て彼らのためのクルマを作り始める。それこそマフィアの親玉達は当時アメリカで一番カネを持っていた人種だから金に糸目は付けずクルマは豪華であるほど喜んだわけだから、キャデラックやパッカードといった高級車は豪華絢爛さを極めた。不況とは裏腹にアメリカ製高級車の黄金期と呼ばれた時代やね。アル・カポネは特注で作らせた防弾仕様のキャデラック 341Aタウンセダンを愛用していたなんてのは有名な話

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あとはクルマを速く走らせるために改造するなんてのは今じゃクルマ趣味のド定番だけども、それを最初にやり始めたのは密造酒の輸送車だったりする。目立たず、密造酒を運ぶのに適した乗用車に警察の追手を振り切るため、強力なエンジンを搭載するのが当時の流行り(?)。ここから後にホットロッドに発展していって、現在のチューニングカーに繋がっていく
あとは、密造酒の運搬を任されていた血気盛んなチンピラのニイちゃんたちは夜な夜な集まって賞金をかけてレースをやりだすようになったんだって。これが後のNASCARに発展する

禁酒法時代ってアメリカの自動車文化に大きな影響を及ぼしたターニングポイントだったんだね。それが巡り巡って世界に誇る日本のカスタムカー文化に繋がっていったわけだ(多分)

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