韓国車オタクだった自分にはとても刺さる映画だった
まず主人公の愛車がキア・ブリサ(マツダ・ファミリアプレストのノックダウン生産版)を始めとした劇中を彩る70年代の韓国車たち。1980年という時代設定に合わせてエキストラの車ですら丁寧に車種選択を行っているのは見事(軍隊のジープは83年式以降の民生用コランドっぽいけど)、車の演出が丁寧ならそれ以外の描き方も丁寧なのが相場。映像や登場人物の会話の端々から当時の韓国の雰囲気や市民の生活が伺えるのが面白い。

内容は光州事件を唯一取材したドイツ人ジャーナリストと彼を運んだタクシー運転手の実話を元にした作品で、映画としても無駄なく構成されていて130分があっという間に終わる面白さ
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