「ジョーカー」観た直後の感想
べつにつまらなくはなかったのだが終始微妙な気持ちで観ていた。ピエロに扮したアーサーが街の悪童に看板を奪われる冒頭、ただ仕事をしているだけなのに暴力を振るわれ嘲笑され罵倒される場面、もうそこからしてなんか白けてしまって。だってそんなの女ならよくある日常だから。
世間から踏みつけにされている度合いでいえば女なんか全員アーサーみたいなもの。でもわたしたちは透明な存在で悪目立ちせず静かに虐げられている。誰もジョーカーにならない(なれない)
それに無敵の人に襲われるのはこの国では女と子どもばかり。
金持ちや権力者が標的にされるだけゴッサムシティの方が日本より遥かにマシだ。
映画の中でもピエロの仮面を被っているのは男ばかりに見えた。少なくともわたしは女性らしき人を見つけられなかった。地下鉄に乗っているだけで男たちに絡まれ罵られポテトを投げつけられる女性が出てきたけれど、それでも彼女はピエロのお面を被らない。
例えば異論・疑問・抗議に対して「本を読んでください」は低俗な言い方をすれば「読めばわかることに引っかかってるアホは絡んでくんな」だし。そもそも相手がそれを読んでいない前提でいること、読めば自分と同じ考えになるはず・ゆえに読んでいないと思っていること、何重にもバカにしてる言葉なんだけど。気付かない人は気付かないよねって。
まぁ、その時にどういう阿鼻叫喚地獄が現出するか、だな。
>Xユーザーの冬樹蛉 Ray FUYUKIさん:
「なにかというと、すぐ「日本終わった」とか言うやつがおるが、国はスイッチを切るようにきれいにプツンと終わったりしない。じわじわと醜く滅ぶ。それに日本が終わったからといって、日本に住んでいる人々の生活は終わらない。みな、どこかの国の人になって生き続けてゆくしかない。そういうものだ。」 / X
https://x.com/ray_fyk/status/1840096772095652041
性的なディープフェイク画像、見ても所持しても処罰 韓国で法改正:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASS9V3HGMS9VUHBI02GM.html
死は不幸ではない 生は幸福ではない