これ、嫌な話扱いになってるけど、「子供は親を選んで生まれてくる」とかいう与太が大嫌いな俺にはむしろ痛快
SCP-088-JP - SCP財団 http://scp-jp.wikidot.com/scp-088-jp
ペドフィリアを擁護するアライの意見への反論
Xでみかけたペドフィリアを擁護するアライの意見について、わたしの意見を述べる。
https://x.com/imaritea2/status/1702180859250639308?s=20
前提としてわたしは 「小児-大人というのは権力勾配があり、対等な関係にはなり得ない。そのため性的同意を得ることが不可能である。ペドフィリアを擁護するような意見をSNS上で表明すること自体が内心の自由の範疇におさまっておらず、小児に対してのヘイトスピーチでもあり、小児性被害サバイバーへの二次加害でもあり、子どもを育てている人たちや子どもを保護する立場で関わる人たちへの心理的脅威になる。 また、『(子どもへの性的な)惹かれそのものは加害ではない』という言説が広まることによって、性被害をうけた子どもが自らの性被害を被害だと認識できなくなるリスクを危惧する」 という考えだ。
※小児性愛者という意味で「ペドフィリア」という言葉が使われ、多くの人に認識されているため、ここでは「ペドファイル」(小児性愛者)の意でもペドフィリア(小児性愛)という言葉を用いる。
・性的客体化、性的嫌がらせ、性暴力は「性的な惹かれ」によるものなのか?
→性的な関心が本来の性愛だけではなく、相手を服従/服従させるための手段としても条件付けされていて、性的関心と嗜虐欲=加害欲が結びついてしまっている可能性もあるのではないだろうか。もし単に嫌がらせをしたいだけならば、性に関係ないことでも行えるはずだ。例えば無駄な作業を延々とやらせるとか、相手の大事なものを破壊するとか、単純に暴力のみを振うとか。
・属性と加害行為を結びつけるのは差別ではないのか?
→ペドフィリア(だけではなく、ズーフィリアやネクロフィリアなども含む)などの性的同意が得られない関係においては、欲望を持つことそのものに加害性を内包している。 内心の自由においてそういった欲望を持つことは誰にも否定できない。 しかし、こういったことを公的な場で発言することの影響をもう少し慎重に考えるべきなのでは? 小児性被害にあった人に対して「あなたに加害したのはペドフィリアではなくチャイルドマレスターです。ペドフィリアの性的惹かれを悪いものとするのはペドフィリア差別です」ということも二次加害だし、そういった被害者への配慮の無さにはドン引きしてしまう。 それに、欲望にはエスカレートする余地がじゅうぶんにあるし、自らの欲望を正当化したいペドフィリアがこういった言説に飛びつかないはずがない。
・「表明/表出それ自体が他者への加害となる欲望」はいくらでもあるのに、特定の欲望だけを「治療」が必要な病的なものであると憚らずに言えてしまうのはなぜか? どうしてそこまで恣意的に、マイノリティだけに矛先を向けるのか?
→ペドフィリアだけが治療の対象ではない。加害性を内包する全ての欲望が治療の対象であるし、たとえ「ノーマル」とみなされる性嗜好であっても日常生活に支障をきたしたり認知に問題を抱えるなど、限度を超えて困難を抱えている場合は性依存症として治療が必要になるだろう。 この人にとって「子ども」は保護すべきマイノリティ(弱者)ではないのだろうか。 個人的には、ペドフィリアを擁護する人たちは「子どもは保護されるべき対象」という大人にとっての常識がごっそり抜け落ちていて驚いてしまう。 こちらからすると「なぜ子どもの人権を犠牲にしてまで特定の性癖を擁護するのか?」としか思えない。「人権よりも性欲ファースト」のように思える。その場合、犠牲になるのは腕力や体力で劣る女性や子どもたちだ。
・性暴力の問題を特定の属性の問題にすり替え、本当の原因を追求することなくイメージで語ることが、被害をなくすことに繋がるのか? 加害の背景にある社会構造を温存するだけではないか?
→特に日本においては未成年を性的対象とするような表象がすでにあふれかえっているのに、何を言っているんだろう。 この人にとっての「本当の原因」とはどういったことなのだろう。 実在の児童によってポルノをみて楽しむことはデジタル性暴力といわれているが、その画像や動画を収集したり個人的に楽しむだけなら加害ではないと? ジュニアアイドルの撮影会は本人と親の「同意」を得ているから加害ではないと? どこまでが「惹かれ」でどこからが「加害」なのか、言葉遊びで性加害の境界をぼかすチキンレースのような詭弁には心底うんざりする。 ペドフィリアを擁護する人たちは「ペドフィリアとチャイルドマレスターは違う」と主張する。しかし、チャイルドマレスターが撮影した動画や画像によってペドフィリアが増えたり、自らのペドフィリアという性癖を正当化するコミュニティでどんどん過激化していった欲望の先にはチャイルドマレスターの再生産があるのでは? 結局のところペドフィリアとチャイルドマレスターはグラデーションなのではないか。
・加害の動機を特定の属性になすりつけ、我々とは違う「異常」なひとたちが悪いのだと決めつけて、集団から切り離したところで、問題は解決するのか?
→子どもの人権のために社会全体のモラルとして「ペドフィリアは許容しない」という姿勢を持つことが大事だと考える。子どもは自らが性的対象とされることを知らずに成長する権利があるし、それはもちろん大人の欲望よりも尊重されるべきではないのか?
PZN含む全差反アライの言い分はだいたいこんな感じ。
「あのですね、ペドフィリアとチャイルドマレスターっていうのは違うんです。両者をちゃんと区別してください。そしてこの記事を読んで学んでください」
「私はこどもへの(性的/)虐待に賛成してない。
こどもとの婚姻等の推奨してない。
チャイルドマレスターの擁護はしてない。
ペドフィリア差別を含むすべての差別に反対だ」
「子宮破裂」がデマとされている件、「ある」ことを証明するのは1件でも実例を見つければいいのに比べて、「ない」ことを証明するのは大変なのにだいぶ強気だなって思う。
まさか「子宮穿孔」はあるけど「子宮破裂」ではないからカウントしないとかいう言葉遊びじゃないだろうな。
コロナ禍で女性の失業者や収入減が取り沙汰されたのも、女性の雇用は対人接触のあるサービス業の非正規雇用に集中してることが要因になった言われてたくらいだもんね。(※もっと直接的にわかりやすい資料あったので差し替えました)
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.jri.co.jp/file/report/researchfocus/pdf/12308.pdf&ved=2ahUKEwjmmcuc3v-EAxXDka8BHS-OD0k4ChAWegQIDBAB&usg=AOvVaw31ZgfeKdz6V3Fns3YEUotY
健常者であることの「特権」って言われて、えぇぇぇって思ってしまうのは、今まで特に男性であることで利益を受けてきた男性が「男性特権」って言われて反発したくなる気持ちに似てるのかもしれない。
基本的に世の中は「健常者」向けに設計されてるのでマジョリティであることの恩恵を受けているのは確かだと思う。ただ身体男性向けに最適化されてることが多いので、ここでも男女でまた違うのだろうけど。
・障害者でも男性の場合はホワイトハンズまで手厚くサポートされてるのに対して女性の障害者は性産業で搾取されやすい
・非正規雇用には女性が多く、対人サービスで障害者へのサポートをソフトパワーで解決しようとすると女性に偏る
・もともと女性は優しさを期待されるというか無償ケアワークを要求されやすいのでここで「健康であることによる特権」っていうと、わきまえさせられるのは女性に偏りがちなのでは?(「シス特権」が事実女性を黙らせるために使われるように)
・障害者男性からの女性へのセクハラ/性加害
って問題もありそう。
死は不幸ではない 生は幸福ではない