deathgreetsmewarm𓃠 @[email protected]

保護者としての適性に欠ける女性でも「産んでしまえばなんとかなる」と言われて産み、適性はしらんけど望んでいない女性も「産めば可愛く感じる」と言われて産んだからの不幸ってのもあるやないですかね。産んでしまえばなんとかなる、産めば可愛くなる、というところに使われるのも「母性」だなって。

ベネターとかシオランとか男性哲学者のいう「反出生」と、女性蔑視の激しい日本で市井の女性たちがいう「反出生」って言葉では同じであっても、なんかそう考えるに至った経過とか意味合いが全然違うのでは……

生殖が人類（国家）存続のためって文脈になると、思考実験とナショナリズムになっちゃうよ～～～～
そういうのはSF小説で間に合ってます

絶対に許してはいけない犯罪者の生育歴が報じられたとき、どう見ても家庭環境に問題があったことが明らかになるパターンよくあるよね…。

「あっちの暴言は攻撃的な差別者の罵詈雑言であり厳しく咎められるべきもの」「こっちの暴言は差別への抵抗であり少しヒートアップして行き過ぎた部分はあっても正当な抗議である」っていうのは多分、あっちもこっちもお互いに思ってるので不毛だよ…

「母性」って言葉を使っているひとは具体的にどういったことを「母性」と指しているのか、女性に対する性的役割の押し付けになってないか、家父長制を維持するのに都合のよい幻想や理想像を投影していないか、よく考えて欲しい。

ただ人間として扱われたいだけなのに、社会のデフォルトとみなされている男と違う臓器を持つ女が子宮→母性、胸→性的なものとして特別な意味が与えられて、女ばっかり役割を押し付けられるのはウンザリなんだよ～～～