しかもあの「声明文」は、そのベースに「世の中に起きている様々な問題に女性「も」目を向け連帯していきましょう」とかいう考えを置いているわけよね。つまり前提として女性差別問題ばかりではなく、それ以外のこと「にも」目を向けましょうって、話なんだよ。ある意味女性を自分のこと以外は知らない、考えていない無知なる集団みたいにして捉えてる。で、運動の運営側にはそういう人らを「我々が啓蒙する」みたいな欲望が見え隠れしている。しかもそこには何人かの男が混ざってる。なかなか醜悪な光景だよ、これは。乗っ取りどころの話じゃない。女性差別解消の為のはずの話が、何処かから今までとは違う「父親」が出てきただけじゃねぇかというね。
しかし国際男性デーやら国際トランスジェンダー可視化デーがあるにもかかわらず、なんで国際女性デーで、女性のことが後回しになるんだろうね。この世で一番最後に残る差別は女性差別だ、といわれているのにね。この日くらいは女性のことから、全てを考えればいいじゃないの。男の俺がいうのも烏滸がましくて、まあ変な話だけどさ。ガザでは女性が狙い撃ちで殺されている、イランやアフガニスタン、ウクライナでも女性に対してむき出しの暴力が起きている。この日本は相変わらず性犯罪があちこちで溢れていて、しかも不起訴になるケースもままあり、家庭労働は労働には見做されず未だに女性に多くの負担がのしかかり、労働の現場では男女の賃金待遇格差は依然大きく、非正規雇用者の過半以上は女性というこの世の中でさ。なんで混ぜ込むのよ、他のことを。
ウィメンズマーチ2024東京の声明文の何がおかしいって、性暴力について語るところで真っ先にジャニー喜多川を出しちゃうところで。それウィメンズ関係ないやろ。
あと、「女性」という語が使われてるところが
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特定の身体のあり方や振る舞いによって「女性」を線引きすることは、「女性としてこうあるべき」という押し付けであり、すべての女性を抑圧することでもあります。すでに私たちの社会で共に生きているトランスジェンダー当事者たちの日常や抱える困難に目を向けず、公衆トイレや銭湯に関することばかりを執拗に強調して、性暴力の不安を煽ることはジェンダーに基づく差別であり、ウィメンズマーチ東京は強く反対します。トランスジェンダーへのヘイトスピーチを見聞きするなかで、より脆弱な立場におかれた人々への差別がなくならなければ、女性に対する差別や暴力もなくならないことを私たちは再確認しました
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ってとこだけで。
えーっと。他の項目について長々と書いてるところに「女性」という語を使う必要のある箇所がいくつかあると思うんですが忘れちゃいましたか?
学校の死亡事故 7割が国に未報告 Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/pickup/6492903?source=rss
死は不幸ではない 生は幸福ではない