これの抑速ブレーキ、限流値を高め(380A)に設定することでブレーキ重なり位置に投入するとブレーキノッチが一段進段する状態を作っているように読めるけど、それだと停車ブレーキの調整がしづらい気がする。
あくまでも抑速Bのデモンストレーションで、停車電制との併用は意図してないのか...
https://www.hitachihyoron.com/jp/pdf/1955/06/1955_06_06.pdf
@AncientCapital 限流継電器の調整値を決定する限流調整器はBP圧でなくブレーキハンドルで制御されると読み取りました。(制動4ノッチで操作電動機正転して限流値増、弛め1ノッチで電動機逆転して限流値減)
それと「限流継電器を380Aとし」という記述を踏まえると、ブレーキ0ノッチから1・2ノッチに進めた時点では減流調整器は最低値設定なのではというのが引っかかっていました。
もしかして、B2-B4段の下り勾配均衡速度が60-40km/hだから、B4段まで進段するブレーキ2ノッチへ進段状態を見ながら投入すれば抑速ブレーキとして成立する、ということなんでしょうか。
「限流継電器を380Aとし」という記述に引っ張られてました...
@[email protected] 限流調整値380Aは電動(力行)時と、限時継電器が作動中の限流値設定のことだと思います。電動試験でも同じ記述があって、概ね限流値380Aで主電動機電流が流れていそうです。
限時継電器が作動するのは、P.58にあるように主電動機発生電圧が一定以上の時なわけですが、抑速試験の時はそれが作動するまでにB2段に達していて主電動機電流も低いわけですが…
@AncientCapital 380Aは限流継電器単体の設定値で、限流調整器が有効になるとこれを基準に値を増減すると考えれば辻褄が合う気がしてきました。(そうでないと力行時にも限流調整器が必要になる)
幸い制御回路図があるので、これを追えという話にはなりそうです。
@AncientCapital ブレーキ2ノッチでは限流継電器とは無関係にB4まで進段するとするのが簡単そうですが、今度は「限時継電器と限流継電器の共同作用により(中略)カム軸は回転し」という記述との整合性が...