@AncientCapital 「高速度電動機と駆動装置」の4.3式を見る限り、整流子片数が2倍になれば片間電圧も2倍にできるはずですが、間に挟む絶縁体を薄くするのは機械強度的にも耐電圧的にも難しそうな気がするので、整流子片の厚みだけでは決められないように思いました。
整流子に対して絶縁体が十分薄くて済むなら問題にならないかもしれませんが・・・。
@AncientCapital
色々探しているうちに名鉄6000系のノッチ曲線が出てきたのですが、定格速度40km/h位に対して、95km/h以下なら全界磁のダイナミックブレーキリミットに引っかからないみたいです。
電動機端子電圧(750Vのはず)や、リミットでの発生電圧が明記していないのが残念ですが・・・。
(この資料見るまで名鉄6000系が1M方式とは知りませんでした)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2313564/1/16
結局は近鉄2400系そのものの資料を見ないと何とも言えませんが、100km/hで空制補足なしというのもあり得そうな気がします。
@[email protected] MM'なのは界磁チョッパに変わった6500系の方ですね、電気車の科学とか、数年前の鉄P誌6000系特集で定格端子電圧は記載されていたと思います。
最高速度から全制動することは快晴時の極端な回復運転くらいでしょうから、実際的には空制補足の無いレベルということになりそうですね。
制動時端子電圧は、力行時の電流ー速度曲線からある程度推定できるように思うのですが、ただ機械損や走行抵抗が力行時はマイナス、制動時はプラスに働くので、やはり具体的なところは記載か実測によるより他は無さそうです。差が20%くらいだとすると、90km/hでの制動時は1500Vくらい出てはいそうですが
@[email protected] 近鉄2400系…というかMB-3110-Aの特性曲線と主要諸元が電気車の科学 20(6)号に掲載されていました。定格端子電圧が675Vでありながら、最大許容過電圧は1350Vになるようです。
ノッチ曲線自体は出ていないのですが、一応100km/hからの電制可能としている…と記載されています。名鉄6000系の頃だと、もう少し設計が洗練されて耐過電圧性能は良くなっていたのかもしれませんね。
@[email protected] なるほど、読んでみます。結局はノッチ曲線或いは主電動機特性曲線が無いと、具体的形式については分からないということになりそうですね。
近鉄大阪線の1M式電車で100km/h以上からブレーキを掛けた時に空制補足が掛かっているのを見た記憶がないので、割と耐過電圧特性は良いようには思うのですが、如何せんATS化以後の関西私鉄あるあるなダラダラ制動なので…