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電磁緩め付きAREブレーキ、資料(電車用空気ブレーキ、野村義夫)を読んだ感じだと2系統の問題がありそうなのでメモ。

(1) 電磁緩め弁動作時のBP内の局所的な圧力変化
 ・編成内での階段緩めの不均一性をまねきやすい
   ・階段緩めのためBPを加圧しても、緩め弁のある車ではBP圧が再び下降して再ブレーキがかかる
   ・短編成では使用しない方が円滑な操作が期待できる
 ・ブレーキ全緩解時の又込め時間短縮が電磁緩め弁の主目的であって、長編成での階段緩めは期待しない方がいい?

(2)中継弁式としたことによる問題
 ・A制御弁はもともとブレーキシリンダの圧力を直に制御するように設計されていたのを、中継弁の作用室圧力を制御するように変更
 ・中継弁の作用室容積はブレーキシリンダよりも小さいので、それに合わせてAR、SRの容積を小さくしたところ、予期しない現象(BP小減圧後の緩解不良、AE車と混結時の緩め遅れ)が発生
 

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