「私が日ごろ宿題をする子どもたちを見ていてヤバいなと思うのは、彼らが宿題を「やらされる」ことを通して「適当にごまかす」術を覚えることです。あれがほんとうによくない。 あなたは問題集の答えを丸写ししているとき、自分が全く実りのない作業に時間を費やしていることに気づいていますよね。それを自分に許しているのがヤバいんです。そういうことに免疫をつけると、人生で面白くないことがあってもとりあえず表面的に「こなす」人間になってしまう。面白くないことに抗うことをしなくなるんです。そして、気づいたときには自分自身が面白くない無難な大人になってしまう。 あなたが「適当にごまかす」ことを覚えたということは、周りの大人がそれを許してきた、それどころか、間接的に推奨さえしてきたということですよね。それは大人が悪い。でも、大人が悪いからといって巻き込まれるようにそれを自分に許すようになってしまっては、あなたもダメな大人の一人になるだけです。」