「日本を威圧する中国との軍事協力を深める国から、無制限に人を受け入れる。これほど矛盾した政策があるだろうか。 中国とインドネシアが、台湾東部沖で合同海上軍事演習を行う。しかも、日本とフィリピンがEEZの境界画定交渉を始めた海域を含み、日比への威圧という性格を帯びている。その一方で、日本政府はインドネシアから外国人労働者を大規模に受け入れようとしている。安全保障環境の変化を無視し、人数ありきで受け入れを拡大する政策は、明らかに整合性を欠く。 中国との軍事協力を深める国からの受け入れについては、拡大をいったん停止し、国別上限、身元・経歴審査、家族帯同、永住移行、安全保障関連施設への就労制限を含め、全面的に見直すべきだ。 外国人政策も安全保障政策の一部である。日本政府は人手不足を理由に、国民の安全を後回しにしてはならない。 インドネシアからの人材受け入れ拡大を推進してきた岸田文雄元総理は、中国・インドネシア両海軍による日本周辺での軍事的威圧を、どう受け止めているのだろうか?」