「結論から言うと、この通報件数の急増は、意図的に通報が行われていると考えない限り説明がつきません。

性表現を含むゲームが急に増えたわけでもなく、広告規制や制度が緩和された事実もない。それなのに、通報件数だけが短期間で倍以上に跳ね上がっています。

しかもこの時期、ドラえもんや鬼滅の刃の軽微な表現までが「性搾取」と叩かれ、ぼっち・ざ・ろっくをきっかけにアニメ業界全体を問題視する言説が広がり、買春規制といった性風俗業界そのものの規制を求める主張も活発化しました。同時に、共産系や立憲民主党の一部議員や左派系活動家による漫画・アニメ表現への攻撃も目立つようになっています。

外部条件がほとんど変わっていない中で、言説の集中と通報件数の急増が同時に起きている以上、これは偶然では考えられません。世論形成のために通報が意図的に増やされているという視点を外す方が、むしろ不自然です。

これは、2020年に制定された香川県ネット・ゲーム依存症対策条例をめぐるパブリックコメントで、同様の組織的介入が指摘された件を思い起こさせます。」