「Cloudflareに有罪判決という記事に、日本は出遅れている、おかしいという意見が多いですが、私はこの判決は極めて妥当だと思います。
当時Cloudflareが停止も開示も一切応じず、コンテンツホルダー側が「仕方ないのでDNSブロッキングで通信を止めよう」という話になりました。その時私は有識者として、必死にインターネットの自由を守る活動をした身なので、あの時のCloudflareの無責任さには辟易としています。
包丁を売っただけで犯罪者なの?という意見も散見されますが、人を刺し続けてまだま明らかに人を刺すつもりの犯罪者に、包丁を売り続けたというのが正確な表現です。
Winnyとの対比をする人もいますが、金子さんはソフトウェアを作っただけなのに対して、Cloudflareは著作権違反を知りながら、何度も権利者から申告を受けたにもかかわらず、発信を続けたことで、相当悪どいです。
この事件は、漫画村に広告を出していた広告業社が大儲けして、犯罪者にお金を還流させ、そのお金がCloudflareに払われ、3社とも著作権違反でボロ儲けする構図でした。」