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「結果として結論が正しかった場合、結論をどう導きだしたかは実はどうでもいい。多数決だろうが賽の目だろうが、はたまたきちんとした議論の後に全員一致して至ったものであろうが、正しければめでたしめでたし、である。 問題は、結論が間違っていた場合だ。 この場合、間違った結論を導いた者を我々は罰せずにいられるだろうか? 多数決とは、罰を防ぐおそらく唯一の方法なのだ。仮に結論が間違っていたとしても、少数派が多数派を罰するというのはおよそ不可能である。もちろん少数派が多数派を抑圧できるだけの何らかの力を持っている場合はその限りではないが、そういう状態が成立していたのであれば少数派は多数決を待たずして結論を多数派にその力をもって押し付けるだろう。」

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