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「積極的安楽死が法的に認められる国は徐々に増えています。しかし、私は、わが国では、「死」をめぐる社会システムなどの全体的な状況から、これを「タブー」のままにしておくべきだと考えています。 積極的安楽死には、記事にあるように「一部の医療従事者の専門分野になる」という懸念がつきまといます。医療システムが極めてオープンかつ可視化されている国であればともかく、わが国の現状では積極的安楽死が「専門職支配」の下で進められる懸念は拭えません。 なにより、積極的安楽死は「自分で人生や治療方針を選ぶことができる人」をモデルに合法化されるものです。わが国では、高齢者(認知症のある人)や障害者(児)の意思決定支援の不十分さが指摘されており、そうした人びとを合法的に排除できる社会的装置となってしまう危惧も否めません。 高齢者・障害者等の権利と意思が完全に尊重される社会にのみ、積極的安楽死の議論が許されるはずです。」

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