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「選挙の基本的なセキュリティ設計が「少数の人間によって選挙結果が操作されてはいけない。逆に結果を操作できないなら少数の不正や間違いを許容する」と説明すると理解してもらいやすいかと思います。ただ、あともう一つ重要なことがあって、 それは「選挙の仕組みに不正がないか誰でも確認できること」です。投票をコンピューターシステムにしてしまうと不正がないか確認できる人がシステムを作った人と、高度な知識を持つ人だけになってしまい、こうなると「少数の人間によって選挙結果が操作される」リスクを排除できなくなるんですよ。 一部の政治家や自称専門家が、ネット投票が実現困難な理由として「投票の秘密の確保」を挙げていますけど、あれは四天王の末席くらいの問題ですよ。同規模の問題が他にもたくさんあります。」

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