「私が初めて金融的検閲の威力を目撃したのは、14年前のウィキリークス事件のときだった。米国の機密を次々と暴露したウィキリークスは、超大国である米国政府でさえ真正面から対処できなかったのだが、(もちろん米国からの非公式な圧力はあっただろうが)PayPalのような決済代行業者やVisaやMastercardなどのクレジットカード会社が決済を停止したことで、あっさりと白旗を揚げざるを得なくなった。ウィキリークスは運営資金をオンライン寄付に、ウェブサーバ代など経費の支払いをクレジットカードに頼っていたため、入金と出金の両面ですぐに行き詰まったのである。」https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/42544de7add4600ffe68bcf41b6fff5122665f34