オウム真理教の精神史読むかー
オウムの教義はシンプル。1修行によって超能力が開発され、輪廻転生の極意を知ることができる。カルマを落として解脱を目指さなければならない2麻原は日本で唯一の最終解脱者であり、日本国民は麻原に帰依する必要がある3現実には物質的快楽におぼれカルマを徒に増大させており、大きなカルマ落としとしてのハルマゲドンは避けられない
祖先崇拝、家族グループの所有権が安定する。我々は代々その土地や道具を継承し、祖先を奉ってきた、故に我々はその所有権を持っている、という理論
一神教の発明によって整理されたのは広く入信者を受け入れる入信の手続きと、高度に組織化するための法学体系
キリストは最後の晩餐によって弟子たちにパンと葡萄酒をキリストの血肉として与えた。それを分かち合う場がミサである、なるほ
キリスト教は共同体であり、戸籍のような記録も国家ではなくキリスト教が持っていた、なるほど(江戸の寺制度に近いんですかね?
一時期圧倒的な権力を持った教皇権も、批判され、宗教改革とそれに乗じた世俗権力に大半を明け渡した
教会権力によって承認されてきた世俗権力が、教会権力を引き離すにあたり、様々な統治根拠を考案した、という中に王権神授説や社会契約論が出てくるんすね
筆者にとって本質的に暴力装置と主権を両方持つ国家が宗教権力に依らずに存在するのは、憲法や三権分立などをもってしても不十分であり、宗教権力は重要である、らしい。賛同はしかねるな…
ちょっとこの著者の国家理解が浅いんじゃないかな、という気がする(暗に国民国家を仮定してそうなイメージもあり
ニーチェ、神は死んだしか知らんかったけど、文字通り神が死んだ前提でどうするかみたいな思想家か?
明晰な頭脳は懐疑と非行動をもたらす、身に覚えがあるな
カリスマは群集に理論によって反論し得ない内容を無条件に断定し、反復する
群集は群集を嫌う、なんかわかる
昔日蓮宗から(破門したとは言え)やたらカルトを排出してんなと思っていたが、想定外のところから解の1つが飛んできたわ。法華経を至上とする教義そのものが原理主義的だからじゃね、みたいな話
@ponkotuy 日蓮くん自体がカルト扱い (当時) だもんねえ。国立戒壇を作れとまで言っているし
@hadsn そうなんだ、そこら辺はあんま知らないな…
思考の /dev/null
@hadsn そうなんだ、そこら辺はあんま知らないな…