モトローラ最大の失敗、それは MC68060で互換性を捨てていくつかの命令を削除したこと、というよりは、のちの高速化で実装困難になるほど複雑な命令をハードウェアで処理する命令セットを MC68020で設計してしまったこと……というのも教科書の歴史のページ行きか……
@tsutsuii x86みたいにμOPsにばらすという発想をせずに削除してしまったこと、とも言い換えられそうですね
@hadsn 命令セット的には m68k は CISC に寄せ過ぎた(需要やトータル性能抜きに、命令セット的な直交性というかソフト設計的美しさを重視し過ぎ)というように見えます。が、インテルの勝因は、技術者の理屈や都合は関係なく「いいから互換性はすべて確保しろ」とマーケティング判断をした上で、それを実現するだけのリソースをつぎ込んだところかな、とも思っています(モトローラは m88k の並行開発によるリソース不足だった上に半導体プロセス開発も遅れていた)
思考の /dev/null
@hadsn 命令セット的には m68k は CISC に寄せ過ぎた(需要やトータル性能抜きに、命令セット的な直交性というかソフト設計的美しさを重視し過ぎ)というように見えます。
が、インテルの勝因は、技術者の理屈や都合は関係なく「いいから互換性はすべて確保しろ」とマーケティング判断をした上で、それを実現するだけのリソースをつぎ込んだところかな、とも思っています(モトローラは m88k の並行開発によるリソース不足だった上に半導体プロセス開発も遅れていた)