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四月は君の嘘を全部視た。 

私は幼なじみスキーなので、話の流れ的にはこれは辛い感じになるなと思っていたのです。しかし大抵の幼なじみ物で幼なじみ同士がくっつかないタイプの話は、これはしょうがないよって納得させるものが有るんですよね。そのあまりにも強すぎる理由付けによって、涙を流しながら悔しい、でもこれは仕方ないと、視聴後の複雑な心境に整理を付けながら、なんとか中身があふれ出しそうになる箱の蓋を押さえつけて閉じ込めるのです。この作品もそうです。かをりとの衝撃的な出会い、椿と築かれた長い歴史、深い繋がりがあるからこその渡との距離感。どこでずれてしまったのか、ずっとずっと昔からずれてしまっていたテンポだったからこそ、かをりとのリズムが合ってしまったんだ、これは仕方がない。そう納得させるストーリー展開だったのに。この強い想いで引かれ合う同士なら仕方ない、そう確信した最終回だったのに。世の中は残酷すぎる。これでは公生は永遠にかをりを忘れられないじゃないか。椿は公生の影にずっとかをりを感じ続けないといけないじゃないか。あんまりだ。いくら幼なじみスキーといえども、こんな落として持ち上げるような話辛すぎる。

俳句を発見しました! 

@osapon
『繋がりが あるからこその 渡との』

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