東日本大震災を教訓とする体育の防災教育論 | CiNii Research cir.nii.ac.jp/crid/10508457631

『3.3. 集団行動と避難行動』に、さっきの話ほとんどそのままズバリの事が書いてある!><;

"...1964 年 9 月、「集団行動の手びき」の草案が、その翌月に東京オリンピックが
開催される「ドサクサ」の時期をねらっていたかのように発表されたのである。しかもそ
の行動様式は、ほとんど旧日本陸軍の「歩兵操典」と同じであった..."

"...そのような「集団行動の手びき」と現在の『集団行動の手引き』における内容構成は、基本的に変わらない問題性がある。..."

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かなり長く引用>< 

"...避難訓練は、そもそも自分の生命を守る行動が主体的にできるようにする教育の一環
である。そういう意味において、教練化した集団行動による「命令-服従」を強制する体
育は、防災教育には馴染まない。
 しかし、災害時の避難は寸刻をあらそう。学校は組織的集団であり、限られた時間内で
その教育機能を効果的に発揮しようとすれば、ある程度の統制的行動は必要である 32)。
したがって、学校における災害避難行動にも、一定の強制が認められると考えられるが、
それを具体的に規定するのはむずかしい。
 体育の学習をする隊形に、軍隊のような全国的な統一は不要である。体育における集団
行動指導と、防災教育としての避難行動とは、直接の関係はない。教練があれば、災害から逃れられる理屈はない。しかし体育で必要なまとまりも取れない子どもが、有事のとき
だけ整然と行動できるとは思えない。「命令-服従」の集団行動ではなく、意味を理解した統制的行動ができる子どもに育てることが、体育でも避難訓練でも重要である。"

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