昭和9年手取川大洪水 - ブナの中庭で「手取川洪水展」は、石川ルーツ交流館(白山市美川南町)で開催中です。手取川は石川県を流れる最も長い川で、総延長は72kmの一級河川。石川・岐阜県境の白山が源で、中流域では深い手取峡谷を形成。鶴来で流路を西へ変更し、ここを扇頂とした見事な扇状地を形成し日本海に注いでいます。平均河床勾配1/27で、日本有数の急流河川です。急流のため過去幾度となく洪水・氾濫を繰り返した手取川ですが、最大の災害は、昭和9年(1943年)7月に起こった「昭和9年手取川大洪水」でした。『例年にない大量の雪溶け水と400ミリメートルを超える豪雨が重なって発生した崩壊土砂が下流河川への土石流となって流下した。このため、上流から河口まで流域のほとんど全域にわたって被害が発生する、未曾有の大災害となった』死者97人、行方不明15人、負傷者35名、...昭和9年手取川大洪水
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