オイルが硬いと起こる不都合でもう一つ考えられるのが燃費の悪化です
これ、正直わざわざアイドリングでオイルが柔らかくなるのを待つくらいなら、走り出してしまった方が燃費は良いんじゃないですかね?
さっきもお話した通り、冷間時は増量補正が働いているので温間時よりも燃費は悪くなります。走らないでアイドリング状態でただ燃料を燃やしていると燃費は悪化する一方です
加えて駆動系の抵抗。冷間時にエンジンオイルが冷えているということは、当然ミッションオイルやデフオイルも冷えて固くなっています。ということは、駆動系の抵抗が大きく燃費に悪影響です。
駆動系にも暖気が必要ですが、走り出さなければ駆動系の油脂類は温めることができません。
結局、走りながら暖気運転をするのがクルマにとってはベターだとワタシは考えます