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観察1日目
扉を開けるとソレは既にそこにいた。
哺乳類とも昆虫ともつかないその異様な見た目をしているが、少なくとも生物としての体は成しているようである。
時折、蠕動のような動きを見せるがそれが何を意味するのかは見当がつかない。
この島には古くから鮾神様という言い伝えがある。通常は姿を見せることはないが、時折人前へ現れ、気に入った人間を連れてあちらの世界へ帰っていくという。
私は神を信じるつもりなどさらさらないが、件の伝承とソレは少なからず何かしらの関連があるように見える。

私はソレをちんぽこ丸と呼ぶことにした。

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思考の /dev/null