962のロードカーいろいろ
・ダウアー 962LM
ダウアーレーシングがポルシェ 962をロードカーに仕立てた一台。グループCが廃止され、GT1規定に移行したル・マンでコイツを根拠にポルシェが「962はGTカーだ」と言い張りGT1として出場し、あっさり優勝してしまう。JGTCに962が出れたのもだいたいコイツのせい。
・シュパン 962CR
レーシングドライバーのヴァーン・シュパンが日本企業から「962のロードカーを製作してほしい」と委託されたが開発中にバブル崩壊、そのプロジェクトを高級スポーツカーディーラーを運営していたアートスポーツへ引き継がれたりと難産の末に誕生した。しかし、バブル崩壊後の日本ではびっくりするほど売れなかった。
・ケーニッヒ C62
ポルシェやフェラーリのド派手なチューニングカーでお馴染みのケーニッヒスペシャルが仕立てた962。オリジナルの外観や本皮をふんだん使った極彩色のけばけば内装など、ケーニッヒの世界観が存分に発揮された一台。日本国内には2台が現存している。