スタリラの感想(ネタバレ有り)
イクニ成分を萌えアニメで100倍に希釈した感じ。イクニ作品に比べたらかな〜り見やすいのでは?
1話の中盤で挟まるバンク、7話から雲行きが変わる物語、そして11話から12話のアツい展開、変にイデオロギーに染まらずとも映像作品としての見どころは多いですよ。
誰も消えないピンドラ、ウテナ。この作品のオチはこう説明すればだいたい伝わると思う。
届かない星の"かがやき"を求め続ける舞台少女たち、彼女たちがかがやきを求め続ける姿を観客として見つめるキリンと私たち、皆が罪深い。その罪を一身に背負い、消えてしまったひかりを主人公の華恋が救い出す。皆で罪を背負い、皆でかがやく。そうやって閉塞した物語は再生産される。
こう勝手に解釈しました。
アタシ再生産って何?
「ノンノンだよばなな!舞台少女は日々進化中」
己を打破(再生産)することで舞台少女は新たなかがやきを手に入れる。もしくは再生産のための触媒がかがやきなのかも。これもうわかんねぇな。
ヒトも舞台少女も日々再生産を繰り返して届かないかがやきを追い続ける。これが人生なのかもしれませんね。
了
ちなみにミニアニメのオールスタァライトは毒っ気のあるギャグでこれも面白いよ