密封軸受というのがよく分かっていない。
どんな軸受でも潤滑油を封じ込める構造になってるのは同じでは?という。
@[email protected] 軸受ですが開放型のもありまして、産機分野だと油浴構造になっている箇所で極度に回転抵抗を嫌う場合などで選択される場合があります。
https://www.nsk.com/jp-ja/tools-resources/abc-bearings/deep-groove-ball-bearings/
お示しの論文を見る限りですが、密封型と称するものにはシール(オイルシールと思われますが)があるのに対し、他はグリス止めや塵除けなので、その辺りの差かと思います。
https://products.nokgrp.com/oil-seal_basicinfo.html
じゃあグリス止めとオイルシールは何が違うねん、ということではありますが…弊社の認識だと、オイルシールは接触型、グリス止めとか油切りだと非接触型の認識です。
https://www.ntn.co.jp/japan/ntnstory/teach/vol043.html
https://koyo.jtekt.co.jp/support/bearing-knowledge/14-4000.html
@AncientCapital ありがとうございます。
ベアリング単体で潤滑剤を保持できる=密封、ベアリング以外に潤滑剤を保持する機構が必要=非密封とかそんな感覚でしょうか。
0系新幹線の台車がオイルバス式軸受、と聞いたのを思い出しました。
@[email protected] 概ねそうでよいかと思います…物理的な接触があれば密封(オイルシールはオイルの表面張力を考えなければ内外輪に接触しています)、オイルやグリスの表面張力で封じてあれば非密封、というとより厳密かな
昭和30年代とか40年代ならゴムや表面処理の水準からして、極度に高速回転する軸受はオイルバス(油浴)軸受というのは納得できますね。そういう場合、油の粘度はかなり低いと思います。
これをチラ見した限り、車軸端部がベアリングの空間と切り離されてるのを密封と称してる?
http://eb-cat.ds-navi.co.jp/jpn/tech/ej/img/no161/161_12.pdf