メモ:ドイツ系交流電化鉄道の周波数が50/3 = 16 2/3 Hzから16.7Hzに変更された背景
三相50Hzから単相16 2/3 Hzに変換する非同期モーターのすべり0となる場合に、ローターの局所的な過熱が発生することがあり、出力側の周波数を単純な比例関係からずらして常にすべりが生じるようにした。ということらしいがよくわかっていない。
https://de.wikipedia.org/wiki/Bahnstrom#16_2%E2%81%843_Hz_gegenüber_16,7_Hz
@[email protected] 私は磁場の中を導体が回転するのだから、直流機というか整流子電動機で弱界磁とかに時に顕著に生ずるあれと同じで、磁力線が歪むことで磁界の強弱が局所的に起こり、結果として意図しない電位差がロータ内に生じているということかと思ったのですが…
@AncientCapital なるほど...
回転磁場のベクトルとローターの回転が完全に同期して、ローターから見た磁場の時間変化が0となれば、ローターによる位置的な磁束の乱れがあっても起電力0かなと思っていました。
この辺を見てると電動機の方はローターの方も交流電源で励磁する方式(Doubly-fed electric machine ?)のようで、かご型モーターと同列に考えたらまずいような気もしてきました。
https://antriebstechnik.hochschule-stralsund.de/1024x768/Dokumentenframe/Kompendium/Leistungselektronik/Beispiele/Bahnstromversorgung/Bahnstromversorgung.htm
ステーターの回転磁場とローターの回転が完全に同期してたらローターに電流は誘起されなさそうだけど、ステーターコイルの極数が有限なので理想的な回転磁場にならない→変な電流がローターに誘起とかなんだろうか。