この資料が製作された昭和42年時点で、国鉄で既に実用になっている三圧式制御弁は下記になる。

・F制御弁(機関車用)
・H制御弁(〃、改良型)
・C制御弁(高速貨車・特急気動車用)
・G制御弁(電車用、電磁直通部併設)

最も疑わしいのは、気動車用途でも実績がある(小変更されCA制御弁と呼称するらしい)上に電磁直通部は無いC制御弁=M-60制御弁(≠M60制御弁とした場合)説とかだろうか…このC制御弁は日本エヤーブレーキが開発した二圧式のものではなく、国鉄側で当初D制御弁と呼称されたものである。C制御弁(Ⅱ)と書く試みもあるようだ。

KU制御弁が登場するのは翌昭和43年のことである。

@AncientCapital 手持ちの本にD制御弁の概略図が載っていました。
応荷重の可変テコ関係を見なかったことにすれば、膜板付き弁棒が2列並んでいるあたり、OER9000の"M-60"制御弁と似ているような?

@[email protected] 非常用ということで応荷重を使わないのであれば、整合性はありそうですね。

このOER9000系の繋ぎ図、非常部が独立したものなのが疑問だったのですが、D制御弁+D制御弁(乙)であるとすれば…

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@AncientCapital 言われてみればそんな気もしてきました。名鉄のM-60も非常部は分離していそうな書き方でしたし。
ただOER9000の方、非常部にCRが繋がっているのは依然謎ではありますが。

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