「「こどもを守る」「性犯罪をなくす」 このスローガンを欧州で最も強く推進し、先導してきたイギリスの政治家たちは、エプスタイン・ファイルによって次々と不正が暴かれ、世界に衝撃を与えました。 かつて同様の道徳的正義を掲げていたローマ教会も、聖職者による大規模な児童性犯罪で深刻な批判を受けています。 日本でも、女性支援を掲げるNPO代表による不祥事や、セクハラ根絶を訴える団体の顧問弁護士による性加害事件が起きました。 いずれも「守る側」を名乗っていた人々です。 同じ性癖を持っているのに、他人のソレに対しては過剰に強く非難する。このような心理を、心理学では「投影」と呼びます。 ただのファンであれば、そのまま見流したり、ギャグとして一笑して終わるような漫画やアニメの、ほんの少しセクシーな表現に対してまで、異常な拒否反応を示す人たちがいます。 「投影」は、これまで皮肉として語られる事が多かった概念ですが、そろそろ実証的に検証される段階に来ているのかもしれません。」