「難解だ?そんなのはウソだ。
本当に難しいのは、お前が自分自身の「生」と向き合うことだ。藝術の爆発は、そのための「衝撃」でしかない。 衝撃を受けて、立ち止まって、考えろ。そして、お前自身も爆発しろ。
人間は、そもそもが「生きる」という、とんでもなく危険で、情熱的で、エロティックな爆発そのものなんだ。
藝術は、そのことを思い出させる、 道端の小石か、突然の雷のようなものだ。 崇高でもなんでもない。忘れてた「お前は生きてる」という事実を、骨の髄まで響かせるだけだ。
さあ、お前は、きれいな絵や、心地いい音楽に、安心して寝てていいのか?」