「役に立たないもう1つの戦力に、外国からの援軍がある。最近では、教皇ユリウス2世がフェラーラを攻略した際、傭兵隊が一向に戦果をあげないのをみて行ったことである。彼は、スペイン国王フェルナンドと同盟を結んで、軍隊を送り込んで援助してくれるよう要請した。
こうした援軍はそれ自体は役に立つのだが、呼び寄せた者にとっては大いなる禍いとなる。
というのも、彼らが敗北してしまえば自らも滅亡してしまい、反対に勝利した場合には彼らの捕虜にされてしまうからだ。こうした例は昔から枚挙にいとまがない。」
思考の /dev/null