「オゾン層の効果がなくなって、また空気が冷えるのが 50 km より上の中間圏。 高さ 80-90kmの中間圏の上端では、温度が摂氏-90度くらいまで冷えます。ここは 地球上で最も気温の低いところなのです。
その上は熱圏で、オゾン以外の物質が紫外線 を吸収して、大気は暖められ、温度は1000度にも達します。 1000度といえば、とても暑い(熱い!) ように思いますが、実際には空気はかなり薄 くなっているので、さわっても熱くはありません。この熱圏の温度は、昼夜の違いや太 陽の活動によって500度から2000度以上まで、大きく変動しているのです。」