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「悪徳企業が、欠陥建築で悪どい金を稼いでたくさんの富を築いた。 絵に描いたような悪者ではある。むしろ、そうであった方がわかりやすい。 だが、もしも、それほどの稼ぎもなかったのだったら? そう考えた方が、おれにはちょっと怖い。 普通の暮らしをしているような人間が、他人が死んでしまうような仕事をして生きている。 そうやって生きることが当たり前になっている。 そんな目に見えるような、あるいは、目に見えないような悪意の方が怖い。 街ですれ違う人間、同じ電車に乗り合わせた人間、そこで新築アパートの工事をしている人間が、べつに人間が死んでもいいとわかりながら、そういう建築をするということ。 おれはそのような悪意の方におののく。 金銭トラブルとか、痴情のもつれとか、そんなことで人が人を殺してしまうことよりも、怖いことのように思う。」blog.tinect.jp/?p=70944

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