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「虐待の件数を、ゼロ件にする方法をご存じだろうか。その答えは、「目をつぶればよい」である。養育者が子どもを殴っていても、見て見ぬふりをすればよい。あるいは、見たりまたは報告を受けたりしても、「しつけ」だと考えればよい。このとき、児童相談所が把握する「虐待」の件数はゼロ件になる。 逆に、私たちが子どもの人権を尊重し、虐待を許さないと私たちが真剣に考えるならば、そのとき児童相談所の相談件数は増加する。7万件を超えた事態というのは、「過去最悪」ではなく、むしろ「過去最良」なのである。公式統計がもつこうした特徴は、犯罪学や社会学の世界では常識であるものの、まだまだ一般には知られていない。」

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